
革靴を選ぶときに注目したい「アウトソール」。素材の違いで、歩きやすさや全体の印象が大きく変わることはご存じですか?
代表的なのは、レザーソール(革製)とラバーソール(ゴム製)の2種類。それぞれにメリット・デメリットがあるので、選ぶ際にはどちらがあなたに向いているかを考えると良い革靴に出会えます。
ここでは、
「レザーとラバー、どちらがいいのか?」
「自分はどちらが正解なのか?」
と気になるあなたへ、レザーとラバーの比較結果を総合靴専門店「靴のニシムラ」がご紹介!ソールをうまく活用しているおすすめの革靴もあわせてお届けします。
革靴のソール選びは素材に注目しよう!

アウトソールとは、唯一地面に直接触れる部分のこと。外底・本底ともいい、「ソール(sole)」はアウトソールの意味としてよく使われます。
素材は牛革・スポンジ・ポリウレタンなどさまざまで、大きく分けると「レザーソール」「ラバーソール」の2種類。登山用やアウトドア用など、メーカー独自で開発したものもあります。
アウトソールは硬い地面からの衝撃を強く受けるので、傷やへたりが生じやすくもっとも耐久性が求められる部分。また、足への負担に強く関係するので、疲れさせないための柔軟性・弾力性・通気性も必要です。
そこで、注目したいのが「素材」。
- ・日々のお手入れは大変でも、履き心地を重視したい
- ・転んだり滑ったりしないような歩きやすい靴がいい
- ・できるだけ長持ちさせて履きたい
など、希望の使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
レザーソールとラバーソールを比べてみよう
レザーソールとラバーソールを比較して、あなたにぴったりな素材を見つけましょう!
比較表
レザー | ラバー | |
履き心地 | ・足になじみやすい ・履き始めは硬い |
・足を蹴り上げやすい ・履き始めから抜群 |
暑い日 | ・蒸れにくい ・中が暑くなりにくい |
・蒸れやすい |
雨の日 | ・滑りやすい ・手入れが必要 |
・滑りにくい ・水が染み込まない |
見た目 | ・高級感 | ・カジュアル |
日々の手入れ | ・こまめに必要 ・専用クリーム等が必要 |
・ほぼ不要 ・張り替えが安い |
それぞれのメリット・デメリットから、簡単に表でまとめるとこのようになります。気になるポイントはありますか?
では、詳しく見ていきましょう!
フォーマル度の高い「レザーソール」
歩くたびに「コツコツ」と音がなるレザーソール(leather sole)。紳士靴として古くから親しまれており、長年の愛用者が多い靴底です。
メリット
- ・通気性が良い
- ・耐熱性に優れている
- ・履くほど足になじむ
- ・高級感がある
ラバーソールと比べて通気性・耐熱性に優れているので、暑い日は足が蒸れにくくカビや臭いも軽減。また、弾力性が強いので、履き込むほどに自分の足の形状・歩きグセになじんでいきます。
見た目は、かちっとした印象が強め。アウトソール以外の部分と同じ素材なので、全体的にまとまり感&高級感があります。
デメリット
- ・始めは硬め
- ・滑りやすい
- ・傷つきやすい
- ・こまめな手入れが必要
ラバーソールと比べて履き始めが硬いので、購入直後はやや歩きにくさを感じるかも。凸凹がなくフラットなので、滑りやすい地面(大理石・階段など)では慎重に歩かないと危険です。
しなやかで水に弱いレザーソールは、「でこぼこ道」「雨の日」が大きな弱点。砂利道の上を歩くとすぐに傷がつき、雨の日はツルっと滑るだけじゃなくそのまま放置しておくとカビや臭いが生じてしまいます。
また、履くほど足になじむレザーソールですが、長持ちさせるには定期的な手入れが欠かせません。
雨で濡れた日は、かならず空気に触れさせて乾燥を。月に1度は、レザーソール用のクリーナー・オイルなどを使って、汚れを落としたり磨いたりする必要があります。
歩きやすい&使いやすい「ラバーソール」
現代のビジネスマンに合わせて、機能性を高めた「ラバーソール(rubber sole)」。天然ゴムや合成ゴムで作られており、レザーソールの弱点をカバーしつつ見た目にもこだわったタイプが増加中の靴底です。
メリット
- ・始めから柔らかい
- ・水や傷に強い
- ・滑りにくい
- ・手入れがほぼ不要
ラバーソールは柔らかくて足なじみが良く、始めから履き心地が抜群!疲れや靴ずれなどのケガも防ぎやすく、長時間でも快適です。
レザーソールと比べて耐水性に優れているので、滑りにくく雨の日でも歩行はサクサク。水が染み込まない分、足裏が濡れる心配もありません。
また、耐摩耗性に優れており、傷がついたり凸凹な面がフラットになりにくいのも魅力。レザーソールのような本格的な手入れはほとんど必要なく、履いた日はブラッシング、汚れたら布で水拭きするだけなので簡単です。
見た目はいまいちと思われがちですが、今はアッパー部分のレザーとちょうど良いバランスで作られたものが増えてきました。多くの有名ブランドも注目しており、デザインにこだわるおしゃれな革靴にも採用されています。
デメリット
- ・蒸れやすい
- ・熱でごみがつきやすい
水に強い一方で、通気性が悪く熱さに弱いのがゴム。気温や湿度の高い日に履き続けると、靴の中で足が蒸れて不快に感じるかもしれません。また、猛暑などの気温が高い日にアスファルトの上を歩き続けると、軟化してごみが付着しやすくなります。
ラバーソールを豊富に取り揃える靴のニシムラおすすめ革靴「5選」
総合靴専門店「靴のニシムラ」には、ラバーソールの弱点をカバーしつつ、魅力をさらにアップさせた革靴がたくさん!代表して、5つ紹介しますね。
◆オフィシャルサイトはこちら|激安 靴・スニーカーの通販【公式】靴のニシムラ本店 |
高機能アウトソール「LEGEND WALKER LW001 LW002」
軽量性・クッション性・耐久性・屈曲性と、高機能アウトソールで頼りになる1足。イタリアのEXTRALIGHT SOLE社が独自開発した「エクストラライトソール」を採用し、軽量化をとことん追求しています。
アッパーの素材は高級感あふれる牛革。インソールは低反発のクッション性。靴全体でやさしく足を包み込み、履くほど足になじみながら快適な履き心地を保ちます。
サイズ | 25.0~27.0cm |
カラー | ブラック ダークブラウン |
素材 | アッパー|牛革 アウトソール|合成底 |
防滑ソール「Wilson 182」
ラバーをギザギザに加工しており、滑りにくさがぐんとアップ!靴全体も水深4cm/4時間の防水タイプで、雨の日は一般的なラバーソールの革靴よりもさらに安心して歩けます。
ワイズ3E設計で、靴の中はゆったり。ベルトがアクセントになり、オシャレ感を演出できます。
サイズ | 24.5~27.0cm |
カラー | ブラック |
素材 | アッパー|合成皮革 ストソール|合成底 |
通気加工で蒸れを軽減「ALFRED GALLERIA AG300 301 302」
特別な通気加工のアウトソールで、通気性がぐんとアップ!さらに、インソールにも通気孔があり、足が蒸れにくく快適です。
甲からつま先までが長いので、かっこ良くすらりとした脚長効果も。スリッポンタイプには、履き口にサッと脱ぎ履きできるゴムがついています。
サイズ | 25.0~27.0cm |
カラー | ブラック |
素材 | アッパー|合成皮革 アウトソール|合成底 |
軽量&滑りにくい「Wilson 1601」
ゴム特有の重たさを感じさせない軽量設計タイプ。濡れた地面でも滑りにくく、足を地面からラクに蹴り上げられます。
ジップ付きで、靴ひもで足をぴったりフィットさせても脱ぎ履きは簡単。幅広4E設計とふかふかの極厚インソールで、靴の中はゆったり快適です。
サイズ | 24.5~27.0cm |
カラー | ブラック ダークブラウン |
素材 | アッパー|合成皮革 アウトソール|合成底 |
高級感が強め「PABEL MALDINI PMD-3415」
スタイリッシュで固い素材のアウトソールは、レザーソールにも見える高級感。アッパーは上質な本革が採用されており、全体的におしゃれな1足です。スタッフはレッドブラウンカラーがおすすめ。
サイズ | 24.5~27.0cm |
カラー | ブラック レッドブラウン |
素材 | アッパー|天然皮革 アウトソール|合成底 |
超軽量「HYBRID WALKER HW-3350 HW-3351 HW-3352 HW-3353」
片足約222gのスニーカーより軽い1足。ゴム特有の重たさを感じず、軽快に歩けます。幅広なアッパーは一部に柔らかい素材を使っており、履き始めからゆったり快適。スワール・ストレートチップは履き口ゴムがあるので脱ぎ履き簡単です。
サイズ | 24.5~28.0cm |
カラー | ブラック |
素材 | アッパー|合成皮革 アウトソール|合成ゴム |
かかと疲れを軽減「DUNLOP DL-400 DL-402」
低反発素材×高反発素材を組み合わせ、かかと疲れや足の痛みを軽減させた1足。約5.0cmの厚みがあるので、身長アップも狙えます。見た目は丸みを帯びてやや重たそうですが、実際は缶コーヒーほどの重さで軽快♪立ちっぱなしのビジネスマンにおすすめです。
サイズ | 24.5~27.0cm |
カラー | ブラック |
素材 | アッパー|牛革ソール アウトソール|合成ゴム |
屈曲性抜群「STARCREST 212 222 223」
靴底に横ラインがあるので、踏み出す足についてきやすく快適に歩けます。インソールは通気口&衝撃吸収機能つきで、足がいつでも爽やか&サラサラ。ストレートチップタイプには、サイドにサッと履けるゴムがついています。
サイズ | 24.5~27.0cm |
カラー | ブラック |
素材 | アッパー|合成皮革 アウトソール|合成底 |
衝撃を吸収・分散「Speed Walker RW800 RW801 RW802」

アウトソールは、衝撃を効率良く吸収・分散させる形状に。インソールは、低反発でクッション性を高めに。軽量設計で、足への負担が少なく長時間歩いても疲れにくい1足です。
サイズ | 25.0~27.0cm |
カラー | ブラック ブラウン |
素材 | アッパー|天然皮革 アウトソール|合成底 |
レザーとラバーをうまく使い分けよう
レザーソールとラバーソールの違いは分かりましたか?
暑い夏、長時間アスファルトの上に立つときはレザー。寒い冬、雨や雪が避けられないときはラバー。それぞれ、シーンに合わせて使い分けられると両方が長持ちして愛用できると思います。
ラバーソールは、カジュアルスタイルで出勤するビジュアルシューズ初心者の人など革靴に不慣れな人でも安心ですよ。
靴のニシムラでは、今回紹介した商品のほかにも種類豊富にビジネスシューズをご用意しています。
- ・ほぼ全商品「送料無料」
- ・1注文につき1回「サイズ交換OK」
- ・毎日14時までのご注文で「即日発送」
アウトソールに注目しながら、あなたにぴったりな革靴を見つけてくださいね。
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